イカの王様アオリイカをキッチンバサミで手軽にさばいてみました。包丁だとまな板がイカ墨で真っ黒になっちゃって後片付けが大変です。キッチンバサミを使えば後が楽になりますよ。ちゃっちゃとチョキチョキやっていきます。
![捌いている写真1](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabagu1.jpg)
アオリイカを裏に向けます。漏斗(ロウト)と呼ばれる海水を噴射する器官が上になります。
漏斗の上から胴体を先端までハサミを入れます。
![捌いている写真2](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku2.jpg)
![捌いている写真3](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku3.jpg)
片手で胴体を押さえ、片手でイカの頭を軽くにぎり引き離す。
ぬるぬるするので難しいようならキッチンペーパを使ったらいいかもですね。
![捌いている写真4](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku4.jpg)
胴体のにゅるにゅるを取ります
![捌いている写真5](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku5.jpg)
頭が引っ付いていた場所にプラッチックみたいな硬さの骨があるのでプラッチックも取っておきます。
![捌いている写真6](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku6.jpg)
漏斗には墨袋が付いています。墨袋の端っこをつまんで途中まで引き離します。爪を使ったら簡単ですよ。
![捌いている写真7](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku7.jpg)
![捌いている写真8](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku8.jpg)
墨袋を漏斗の端まで剝がしたらハサミでチョキン
![捌いている写真9](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku9.jpg)
漏斗と頭をチョキンと切り離す
![捌いている写真10](https://ikatessan.com/wp-content/uploads/2021/09/sabaku10.jpg)
頭(目の間)をゲソの方に押してあげるとゲソの根元に丸っこい口が出てきます。片手で押し出しながらもう一方の手で引き抜きます。トンビの口みたいな硬い黒いのが2枚が取れたらOKです。カラストンビとして歯ごたえの良い珍味として売られている部分ですね。
目を落としたら
触腕と呼ばれる2本だけ長い足(手)の吸盤にギザギザな爪の様なんがついてます。大きくなればなるほど口に残るので、手でしごくか、金たわしでしごくか、吸盤を切り取るなどして取り除きましょう。
火を通して食べるならこれにて終了です。
イカの身にはアニサキスなどの寄生虫が住みついていることがあります。刺身にして食べるには皮を剥いで冷凍庫で48時間以上しっかり冷凍すれば安全性は高まります。